(書きかけ)
LVM2とRAID1(Software RAID)についてのメモです。
RAID1の領域を用意し、その上にLVM2でボリュームを作成しました。 ただし、/boot, / については、RAID1の領域に直接作成しています。
mount | /boot | / | /usr | /opt | /tmp | /var | /home | swap | |
LVM | Logical Volume | - | - | /dev/vg00/usrlv | /dev/vg00/optlv | /dev/vg00/tmplv | dev/vg00/varlv | /dev/vg00/homelv | /dev/vg00/swaplv |
Volume Group | /dev/vg00 | ||||||||
RAID1 | /dev/md1 | /dev/md2 | /dev/md5 | ||||||
物理HDD | /dev/hda1 | /dev/hda2 | /dev/hda5 | ||||||
/dev/hdc1 | /dev/hdc2 | /dev/hdc5 |
Volume Group として、vg00 を用意し、その上にほとんどすべてのボリュームを作成しています。
トラブル等で、復旧のために、LVM2+RAID1のボリュームにアクセスするための手順です。
livecd 等で起動した後の手順となります。
まず、HDD上に存在していてOSに認識されていない、RAIDアレイを開始させます。
RAID1を構成する物理デバイスを探すとき、どの物理デバイスを探すかについて、 /etc/mdadm.conf に以下のような内容を記述します。
DEVICE /dev/hda* /dev/hdc*
これで、/dev/hda1, /dev/hda2, /dev/hdc1, /dev/hda2 のようなすべてのデバイスが検索対象となります。 なお、これは、livecdの環境の/etc/mdadm.conf を書き換えているのであって、HDD上の/etc/mdadm.confではありません。
次に、RAIDアレイの詳細について、/etc/mdadm.conf に追加します。
# mdadm --detail --scan >> /etc/mdadm.conf
RAIDアレイを開始します。
# mdadm -A --scan
# vgscan --mknodes # vgchange -a y
これでmountできるようになったので、各ボリュームにアクセスできます。
# mount /dev/md2 /mnt/gentoo # mount /dev/vg00/usrlv /mnt/gentoo/usr # mount /dev/vg00/tmplv /mnt/gentoo/tmp # mount /dev/vg00/varlv /mnt/gentoo/var ... 以下同様
用が済んだら、umountし、LVMを非活性化します。
# vgchange -a n
# mdadm -S