自宅で動かすので,静かで省電力なサーバにしたくて,Pentium M を使って作ってみました.
CPU | Pentium M 755 (2GHz FSB:400MHz) |
Mother Board | AOpen i855GMEm-LFS |
Memory | DDR PC2700 512MB |
HDD | Maxtor 6B160P0 (160GBytes, 7200rpm) |
NIC(on board) | Marvell Technology Group Ltd. Yukon Gigabit Ethernet 10/100/1000Base-T x2 |
etc | CD-ROM drive |
OS | Gentoo Linux |
最小限のものしか付いてません.FDDも無しです.
消費電力を計ってみました. だいたい65W前後のようです. 他の機器の電力を引き算しているので,不正確かもしれませんが,通常の状態で80Wを越えることはないようです.
どうやら,かなり低消費電力なマシンになったようです.
消費電力削減というより,これからの季節の発熱対策として,いままで動いてなかったSpeedStepが動くようにしました.
SpeedStepでは,あらかじめ用意されたクロックと電圧のテーブルをみて,切り替えていくわけです. このマザーボードでは,ACPIからこのテーブルを読めないようで,普通のLinuxカーネルに入っているドライバではSpeedStepが動きません.
Linuxのドライバは,ACPIからテーブルを取ってこれなかった場合,ドライバ内部のテーブルを参照するのですが,Banasisコア用のテーブルしか持っていません.しかし,使っているのはDothanコアのPentium Mです. 結局,テーブルを追加するしかないわけですが,Dothanの用のテーブルを追加したドライバを見つけたので,それを参考にドライバを修正したところ,SpeedStepが使えるようになりました.