[[gentoo]] (書きかけ) LVM2とRAID1(Software RAID)についてのメモです。 * 構成 [#d45eeaca] RAID1の領域を用意し、その上にLVM2でボリュームを作成しました。 ただし、/boot, / については、RAID1の領域に直接作成しています。 |>|mount|/boot|/|/usr|/opt|/tmp|/var|/home|swap| |LVM|Logical Volume|-|-|/dev/vg00/usrlv|/dev/vg00/optlv|/dev/vg00/tmplv|dev/vg00/varlv|/dev/vg00/homelv|/dev/vg00/swaplv| |LVM|Logical Volume|-|-|/dev/vg00/usrlv|optlv|tmplv|varlv|homelv|swaplv| |~|Volume Group|~|~|>|>|>|>|>|/dev/vg00| |>|RAID1|/dev/md1|/dev/md2|>|>|>|>|>|/dev/md5| |>|物理HDD|/dev/hda1|/dev/hda2|>|>|>|>|>|/dev/hda5| |>|~|/dev/hdc1|/dev/hdc2|>|>|>|>|>|/dev/hdc5| Volume Group として、vg00 を用意し、その上にほとんどすべてのボリュームを作成しています。 * 構築 [#ved93fe0] ** LVM2 [#ea717c94] ** RAID1 [#x9ee37af] * livecd等からのアクセス [#abf88ddf] トラブル等で、復旧のために、LVM2+RAID1のボリュームにアクセスするための手順です。 livecd 等で起動した後の手順となります。 ** RAIDアレイの編成 [#rb6f590e] まず、HDD上に存在していてOSに認識されていない、RAIDアレイを開始させます。 RAID1を構成する物理デバイスを探すとき、どの物理デバイスを探すかについて、 /etc/mdadm.conf に以下のような内容を記述します。 DEVICE /dev/hda* /dev/hdc* これで、/dev/hda1, /dev/hda2, /dev/hdc1, /dev/hda2 のようなすべてのデバイスが検索対象となります。 なお、これは、livecdの環境の/etc/mdadm.conf を書き換えているのであって、HDD上の/etc/mdadm.confではありません。 次に、RAIDアレイの詳細について、/etc/mdadm.conf に追加します。 # mdadm --detail --scan >> /etc/mdadm.conf RAIDアレイを開始します。 # mdadm -A --scan ** LVMの活性化 [#c0690ba1] # vgscan --mknodes # vgchange -a y これでmountできるようになったので、各ボリュームにアクセスできます。 # mount /dev/md2 /mnt/gentoo # mount /dev/vg00/usrlv /mnt/gentoo/usr # mount /dev/vg00/tmplv /mnt/gentoo/tmp # mount /dev/vg00/varlv /mnt/gentoo/var ... 以下同様 ** LVMの非活性化 [#y9fe0832] 用が済んだら、umountし、LVMを非活性化します。 # vgchange -a n ** RAIDアレイの停止(非活性化) [#ob39e92c] # mdadm -S