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2005年11月 2日

東証のシステムダウン

カテゴリー: [ソフトウェア]

昨日(11/1),東京証券取引所がシステムダウンしましたが,どうもソフトウェアの欠陥だったようで.
あちこちで,月の変わり目が原因なんじゃない?というような話が出ていましたが,どうも,その通りのようです.
月末にやる処理があるそうですが,10月の初めにシステムの入れ替えがあった後,最初の月末で初めてバグが露見したんでしょう.つまり,前の日にすでにおかしくて,次の日,月のはじめの日に起動しなかったと.

ITmediaニュース:「ソフトは二重化できない」――東証の取引停止、原因はプログラムミス

「ソフトは二重化できない」.当たり前といえば当たり前なんですが,この記事のタイトルを見て,妙に納得したのです.

ダウンすることが許されないシステムは,ハードウェアを二重化することで故障しても止まらないようにします.でも,入っているソフトウェアは同じなわけで.
最初から壊れているか,後から壊れるかの違いですかね.設計に欠陥があるから異常を起こすか,経年劣化等で異常を起こすかの違いといってもいいでしょうか.最初から壊れているものをいくつ並べても,やっぱり壊れているわけですから意味がないです.
ハードウェアは(設計に間違いが無ければ)大抵は後で壊れます.しかし,ソフトウェアは大抵は最初から壊れている(間違っている)んです.

ソフトウェアに関わる者としては,人ごとじゃないです.今後ソフトウェアの重要性があがっていき,その分,問題になることも増えていくでしょう.

投稿者 shingo : 2005年11月 2日 17:21

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コメント

面白く読ませてもらった。
俺の研究はソフトウェア検証(verification)というのもあるんだけど、こういうのは私の研究の意義を人に教えるとき、示すよい例として使えそう。

>今後ソフトウェアの重要性があがっていき,その分,問題になることも増えていくでしょう.
これもそうだね。だから「ソフトウェア屋は引く手あまた」だ。となればいいのだけど。。。だから「ソフトウウェア屋をこき使おう」と考えるやつがいそうでいやだ。関係ないけど、何で日本では技術者の地位がこんなに低いんだろうね。


投稿者 きたむら : 2005年11月 3日 08:18

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