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2005年11月30日
つかれた
カテゴリー: [日常]今日は,学位の事前審査の発表日でした.予想通りいろいろと突っ込まれました.
いろんな意味で疲れました.それに,長時間しゃべりっぱなしだったせいか,のどが痛くなってしまいました.私の経験上,のどが痛くなったあとは風邪をひくことが多いので,ちょっと気を付けないといけません.いま,風邪をひいたらまずいです.
投稿者 shingo : 23:04 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月28日
これからのプロセッサの話
カテゴリー: [プログラミング] [情報技術]学位論文審査で頭がいっぱいでblogを放置してました.というより,そればっかりやっていると,ネタがなかったんですが.
そうしたら,アクセス数が半分に^^;
さて,本題に.
先週の金曜日,大学に東芝セミコンダクターの斉藤光男氏が,Cellプロセッサ関係の講演に来ました.
何となく,その場の流れで聞きに行くことに.
主に,プロセッサの歴史と,Cellへ至る道についての話でした.
もちろん,もっぱらハードウェアの話でしたが,後ろの方でちょっとだけふれたソフトウェアの開発環境に興味を持ちました.ポイントは先祖帰りだそうです.
Cellは,制御用のプロセッサ(PPE)1つと,8つのSPEを1チップにした,非対称マルチコアです.
ですから,それぞれのプロセッサに上手に仕事を割り振る必要があります.
そして,これは人がやるようです.人が動作を客観的に判断できるように,SPEがどれだけ仕事をしているか,ブランチミス,バスを流れるデータ量,すべてを見ることが出来るようになっているということでした.
とにかく,隠蔽して透過的にするのではなく,見せるようになっています.見て,人が調整するわけです.
実際の開発環境を知っているわけではないので,実際どのくらい大変なのかは何ともいえないところですが,こういう話を聞いていると,やはりソフトウェア開発は大変なんだろうなあと思います.Cellをよく知った上で,使いこなす必要がありますから.
でも,こういう問題はCellだけの問題ではないでしょう.これから,マルチコアが当たり前になっていくでしょうから.PCにのるプロセッサは対称マルチコアですから,Cellのような大変さはないかもしれませんが,それでも,いままでと同じ方法では速くなりません.
マルチスレッドにして,徹底して非同期で作らないといけないでしょうね.
サーバ・アプリケーションは,マルチスレッドが当たり前になっていますから,このままでもいいんでしょうけど,クライアント側は普通そういう作りになっていませんから,作り方を変える必要があるでしょう.
そもそも,私は,クライアントがマルチコアになっても,あんまり意味がないと思っているですけど.あっても,2つくらいでいいでしょう.どうせ,プロセッサ設計上の限界が来ているので,コアを増やすしかないという話なわけですから.
クライアントで動いているアプリケーションで,どのくらいマルチコアの効果があるんでしょうね.
一部のマルチメディア関係のアプリケーションには意味があることでしょうけど.
投稿者 shingo : 18:24 | コメント (1) | トラックバック
2005年11月 3日
Google落ちた?
カテゴリー: [情報技術]もう回復していますが,Googleが落ちてました.私が気づいたのは18:00くらいで,18:20くらいまで落ちてました.502になったり,接続自体できなかったり,いろいろと状態が変化していました.
途中,一瞬,回復することもありましたが,ほとんど使えませんでした.
落ちたのは,検索だけではなくて,GMail, Google Earth,Google Talkなど,Googleのサービスがすべて落ちていました.
止まってみて分かりましたが,依存しているんですよね.Webに依存している以上に,Googleに依存していると思います.落ちてるのに気づいて,状況を調べようとしたときも,つい,ぐぐってしまいましたよ.
Googleを最初に知ったときは,かなり感動した覚えがあるのですが,その前と後で,こんなに使い方が変わるものとは思っていませんでした.昔のことを思い出すと,やはり,Webの使い方が変わっているように思います.
私はSleipnirを使ってますが,ブラウザに検索用のツールバーがついてます.Google Toolbarもありますし,他のブラウザでも,それが当たり前になっていますよね.
ブラウザの検索ツールバーが重要な役割を持っていることを,今回,改めて認識しました.
投稿者 shingo : 19:51 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月 2日
東証のシステムダウン
カテゴリー: [ソフトウェア]昨日(11/1),東京証券取引所がシステムダウンしましたが,どうもソフトウェアの欠陥だったようで.
あちこちで,月の変わり目が原因なんじゃない?というような話が出ていましたが,どうも,その通りのようです.
月末にやる処理があるそうですが,10月の初めにシステムの入れ替えがあった後,最初の月末で初めてバグが露見したんでしょう.つまり,前の日にすでにおかしくて,次の日,月のはじめの日に起動しなかったと.
ITmediaニュース:「ソフトは二重化できない」――東証の取引停止、原因はプログラムミス
「ソフトは二重化できない」.当たり前といえば当たり前なんですが,この記事のタイトルを見て,妙に納得したのです.
ダウンすることが許されないシステムは,ハードウェアを二重化することで故障しても止まらないようにします.でも,入っているソフトウェアは同じなわけで.
最初から壊れているか,後から壊れるかの違いですかね.設計に欠陥があるから異常を起こすか,経年劣化等で異常を起こすかの違いといってもいいでしょうか.最初から壊れているものをいくつ並べても,やっぱり壊れているわけですから意味がないです.
ハードウェアは(設計に間違いが無ければ)大抵は後で壊れます.しかし,ソフトウェアは大抵は最初から壊れている(間違っている)んです.
ソフトウェアに関わる者としては,人ごとじゃないです.今後ソフトウェアの重要性があがっていき,その分,問題になることも増えていくでしょう.
投稿者 shingo : 17:21 | コメント (1) | トラックバック
2005年11月 1日
10月終わり
カテゴリー: [日常]あっという間に10月が終わってしまいました.もう11月です.
先日,博士の学位論文審査のスケジュールがはっきりとわかったのですが,早いとは聞いていましたが,最初に想像していたよりも,2週間~1ヶ月くらい早いペースのようです.
最初のイベントまで,1ヶ月を切ってます...
学位論文やら就職やら,いろんな事で頭がいっぱいいっぱいになっていて,時間だけが超高速で過ぎ去っていきます.
研究でも,ちょっと試してみたいこととかあるんですが,手を出していると,よりプライオリティの高い用事が間に合いません.学位論文とか...
部屋の片づけも後回し.カオスになってます.ていうか,あと5ヶ月くらいで,どうやって引っ越すんだろ.
読みたい本もいろいろあるんですが,後回し.
加えて,さっきアマゾンのカートを見ていたら,本やDVDが,4ページ分も保存されていました....
ほしいなと思った物を後回しにしていたからですが,何時の間にこんなにたまったんだろ.
少々禁断症状気味で,コードもいじりたくなりますが,やり始めてしまうと,1日つぶしてしまうんですよね.