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2008年3月 4日

Windows2000の修復・HDDの破壊と修復

カテゴリー: [パソコン]

踏んだり蹴ったりとか、泣きっ面に蜂というのは今日みたいなことを言うんでしょうね。

パソコンの調子が悪いので、再起動したら…

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \WINNT\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM

みたいなメッセージで、Windows2000が起動しません。

回復コンソールで、レジストリを初期状態に戻せばいいようなので、試してみたら、

C:\> dir

ディレクトリを列挙するときにエラーが発生しました

となってしまいます。よく考えてみたら、BigDriveのHDDでした。Windows2000のインストールディスクは、BigDriveを扱えないんですよね。

仕方がないので、HDDを外して、他のマシンにHDDを直接つないで、いじろうとしたんですが…

なんと、IDEケーブルをさしたとき変な音がしたと思ったら、HDDのピンが一本ちゃんとはまらないままIDEケーブルを差しんでしまい、1本ピンを押し込んで基盤からはがしてしまいました…
余計な仕事を増やして、状況を悪化させている自分がイヤになります。

青くなって固まっていても仕方ないので、半田ごてを取り出してきて、はがれたピンを半田付け。
半田がブリッジしたりして、苦労した以外は問題なく作業は終わり、復旧しました。大事に至らなくて、やれやれです。
さすがに、HDDに半田ごてを当てたのは、初めてです。

エラー メッセージ : 次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \Winnt\System32\Config\Systemced
このページを参考にして、他のPCに直接HDDをつないで、C:\WINNT\system32\repair\system にある初期状態のシステムハイブファイルを、C:\WINNT\system32\config に持ってきて、再びHDDを元のPCに戻し、起動してみると、ブルースクリーンで駄目。
INACCESSIBLE BOOT_DEVICEとなります。

よく考えてみたら、初期状態だとBigDriveは扱えないんですよね。たぶんこれが原因。
このあたりで、修復インストールを考えましたが、結局、インストールディスクは、BigDriveに対応してないからだめです。

事実かわかりませんが、システムパーティションのサイズを小さくしてあっても、システムパーティション以外のパーティションが破壊される可能性があるという話を見つけて、修復インストールは躊躇しました。
一か八か試してみる気には、とてもなれません。

念のため、Windows2000 SP4のインストールディスクを作成して、回復コンソールを試してみましたが、結局駄目でした。

どうやら、システムハイブが大きすぎるのが問題のようなので、
クラスタ サービスが LANMANSERVER のファイル共有エントリを削除しない」を参考にして、
別のWindows2000マシンに、システムハイブファイルをコピーして、システムハイブの縮小を試みました。
しかし、ファイルが壊れているといって、レジストリエディタが読み込んでくれません。
WindowsXPのレジストリエディタは読んでくれるんですが、アクセス拒否になってしまい、レジストリキーを消せません。たぶん手順が間違っていたんでしょう。

修復セットアップは無理、システムハイブファイルは小さくならない、と八方ふさがりです。

悩んだあげく、WindowsXPのレジストリエディタで、ハイブを読み込み、それを何もせずに、「レジストリ ハイブ ファイル」形式で、エクスポートしてやりました。
そうしたら、それだけでファイルが小さくなったんで、元のマシンのC:\WINNT\system32\config に置いてやって、HDDを元のマシンに戻して起動したら、元通りになりました。

やれやれです。

収穫としては、システムハイブのサイズを縮小する方法がわかったことと、WindowsXPのレジストリエディタが出力したものを、Windows2000が扱えるということがわかったことですかね。
ピンをはがしたのは、完全に余分なことでした…

なお、真似して、どうかなっても責任は持てません(^^;

投稿者 shingo : 2008年3月 4日 04:00

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コメント

WIN98SEからバージョンアップしながらマザーボードを5回、HDDも4回位移し変え、今回は1TBに移し変えてのシステムハイブエラー。
流石にもぅ潮時かと思いましたが、システムハイブで検索してここに行き当たり、同様にXPのレジストリエディタで2000のsystemファイルをレジストリハイブインポート、エクスポートで復旧できました。感謝。

投稿者 ふにょ : 2008年4月 8日 01:21

はじめておたよりします。
下記の方法を具体的に可能であれば、教えてください。

ハイブをどのように読み込むか。どのようにエクスポートするか。
WindowsXPのレジストリエディタで、ハイブを読み込み、それを何もせずに、「レジストリ ハイブ ファイル」形式で、エクスポートしてやりました。

実はあるWindow2000システムで、下記の状態が発生し、修復したいのでです。実際に実行するかどうかわかりませんが。
Regeditの使用方法がよくわかりませんので。
よろしくお願いします。

投稿者 山田 秋男 : 2008年12月19日 17:28

どうも、更新サボって9か月なので、気づくのが遅くなりました。

レジストリエディタ(regedit)の起動方法は、わかりますか?
「スタート」メニューを開き「ファイル名を指定して実行」を選びます。
「ファイル名を指定して実行」というダイアログが開くので、regedit と入れて、OKを押せば起動します。

ハイブの読み込みは、HKEY_LOCAL_MACHINEを選んで、「ファイル」-「ハイブの読み込み」メニューでできます。
取り出してきた、レジストリハイブのファイルを選んでください。

名前を聞かれるので、何か適当な名前をつけてください。(例えば、system.new)
その名前で、HKEY_LOCAL_MACHINE の下に読み込まれます。

エクスポートは、その読み込まれたレジストリキー(上の例なら、system.new)を選択して、「ファイル」-「エクスポート」メニューを選びます。
保存先を聞かれるので、保存先のファイル名を入れてやればエクスポートできます。
読み込んだファイルとは、別のファイルに保存してください。

最後に、ロードしたハイブをアンロードすれば完了です。
先ほど読み込んだレジストリキー(system.new)を選んで、「ファイル」-「ハイブのアンロード」で、アンロードできます。

もっとも、そもそも、レジストリハイブのファイルをどう取り出してくるか、どう戻すかという問題はあるわけですが。
それで、わたしはHDDを物理的につなぎ替えたわけです。

なお、レジストリハイブのファイルは、必ずバックアップを取って作業してください。
失敗したら、戻せないですから。

なお、本エントリーには、インストールCDがBigDriveに対応していなくて、使えなかったと書いてありますが、
こちらの「SP+メーカー」を使って、BigDrive対応のWindows2000 SP4 のインストールCDを作ることができました。

http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/instmng/instsupt/spmaker.html

何か参考になればよいのですが。

投稿者 shingo : 2008年12月21日 02:40

Shingo様へ
説明ありがとうございました。
確認する機会があったら試してみます。
わたしは、輸入精密機械のサービスをしていますが、以前にも
Window2000で上記の問題が発生し、最初からHDD(内部Application Software)を作成してもらったことがありました.(内部データが消えてしまったため)。
ありがとう。

投稿者 山田 秋男 : 2008年12月22日 15:33

ワード2000のワードでローマ字変換が出来ません?
母音(あいうえお)のみ出ますが、か行以下がkあkいkう
kけkおとなります!IMEパッドの故障なのか直す方法を
お尋ねします。 

投稿者 中西邦治 : 2009年7月 1日 17:46

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